ハイパー江戸博
明治銀座編
2023.04.26 リリース
江戸東京博物館
スマートフォンアプリ
東京のはじまりと出会う時間旅行
江戸東京博物館
スマートフォンアプリの
シリーズ第2弾が登場
西洋化がすすむ明治時代の銀座を時間旅行して、
いまの東京を形づくった制度や文化をみつけてみませんか。
時は1868年、約260年つづいた江戸時代が終わりをむかえたこの年。
江戸と呼ばれていた都市は「東京」へその名を変え、
明治時代が幕をあけます。
西洋からの思想や技術、価値や文化を取り入れて
近代国家へ躍進する日本。
めまぐるしく変わる銀座の街には、
文明開化に生きたある家族の物語がありました。
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時間旅行で駆けぬける
4つの明治時代
銀座四丁目の交差点を舞台に
明治時代の45年間を
アキラくんとハルちゃんが駆けぬける
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1 明治はじめ
約260年つづいた江戸時代が
終わりをむかえた1868年
あたらしい元号「明治」に改元されます
その頃の銀座は
まだ江戸時代の趣が色濃くのこる
街でした
2 明治10年ごろ
明治5年に銀座で
発生した火災をきっかけに
明治政府は火に強い都市づくりを
推し進めていきます
煉瓦を用いた建築により
西洋のような街並みが誕生しました
3 明治20年ごろ
西洋化がすすみ
人々があたらしい時代の訪れを歓迎するなか
商業と情報発信の中心地である銀座で
アキラくんは新聞記者として
働きはじめました
4 明治40年ころ
明治時代のおわり
銀座は高級商業地としての変革をとげ
いまや多くの人々が訪れる
繁華街となりました
そしてアキラさんとハルさんは
娘のギンちゃんを授かりました
みつけよう
江戸博の収蔵品100個
日本と西洋、新しいものと古いものとが混ざり合い、すがたを変えていく銀座の街。
ここには35万点の収蔵品から選ばれた100個の収蔵品が隠れています。
物語がすすむと、明治のはじまりから明治40年ごろまでの4つの時代を自由に行き来できるようになります。
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いまにつながる
銀座四丁目の交差点
文明開化にきらめく明治時代の東京銀座を、
江戸東京博物館にある銀座煉瓦街の模型や当時の資料をもとに、
3D空間で再現しました。
江戸の風情が色濃くのこる明治元年から、
街や人はどのように変わっていったのでしょうか。
![銀座煉瓦街模型](https://hyper.edohaku.jp/wp-content/themes/edohaku-3/images/ginza/top_feature02_01.jpg)
![ハイパー江戸博の銀座煉瓦街(明治20年頃)](https://hyper.edohaku.jp/wp-content/themes/edohaku-3/images/ginza/top_feature02_02.jpg)
アプリの銀座の街並みは、当時とほぼ同じ寸法で制作しています。
ぜひともいまの銀座へお出かけして、アプリの街並みとみくらべてみてください。
実は、明治と現代の銀座の道の幅は全く変わっていないのです。
![現在の銀座四丁目交差点](https://hyper.edohaku.jp/wp-content/themes/edohaku-3/images/ginza/top_feature02_03.jpg)
![ハイパー江戸博の銀座四丁目交差点煉瓦街(明治40年ごろ)](https://hyper.edohaku.jp/wp-content/themes/edohaku-3/images/ginza/top_feature02_04.jpg)
明治に生まれた
あれこれ
じつは、わたしたちの身の回りには
明治時代に生まれた社会制度や生活文化がたくさん息づいています。
パンとあんこが一緒になったあんパン、
電気やガス、電話や鉄道の開通と普及、
靴や帽子といったファッションに、電車や車といった乗り物全般。
小説家の夏目漱石や永井荷風など当時の有名人も登場します。
食べ物
あんパン
幕末から明治にかけ、居留外国人向けにパンを作る店が現れ、洋食の広まりにより日本人が口にする機会も増えた。明治7年には銀座の木村屋があんパンを発売し大流行、菓子パンの味が庶民に定着していった。明治の新商売を描いたこの絵にも、パンを売る商人が見られる。
カレー
最初期の西洋料理書。横浜に居留していたイギリス人が日本人の雇人に料理を作らせる際の手控えを種本として、戯作者仮名垣魯文がまとめたもの。各種料理のレシピから素材ごとの調理時間まで、2巻110項目に渡って紹介している。カレーを初めて紹介した本としても有名。
ラムネ
幕末に日本に伝わった炭酸入りレモネードは、その名が転化して「ラムネ」と呼ばれ、明治には日本各地で製造・販売が始まる。明治19年のコレラが大流行した際には、炭酸飲料を飲むと罹ならないという風説が流布し、ラムネが競うように買い求められ、普及につながった。
乗り物
乗合馬車
乗合馬車は、築地と横浜の外国人居留地を結ぶ路線で明治2年から営業がはじまった。現在の路線バスのように、多人数を乗せて決められたルートを往復した。明治7年には資料に描かれる千里軒が浅草から新橋までの路線を開業し、銀座通りを馬車が行き来するようになる。
電車
日本初の鉄道路線は、明治5年に新橋-横浜間で正式に開業した。開業時は一日9往復で、全線29kmの区間を53分で結んだ。資料に描かれる高輪付近は、軍用地を避けるため海岸線に造成された築堤を走る海上鉄道となっており、珍しさから錦絵にも数多く描かれている。
フォードT型 ツーリングカー
日本に初めて自動車が持ち込まれたのは明治29年頃といわれ、明治34年には早くも銀座に自動車販売店が開業している。明治40年には自動車に関する法律も制定され、免許やナンバープレートの制度も始まった。フォードT型は明治41年から販売されたフォード社の人気モデル。
明治の街
洋服
明治の半ばになっても洋装で生活する男性は少なかったが、軍服や学校・警察等の制服や儀式の正装が洋服と定められたことで、服装の西洋化は進んでいった。当時の男性の職業と代表的な服装を描いたこの錦絵でも、大礼服やフロックコート、学生服などが見られる。
おまわりさん
江戸時代に武士が担っていた治安維持の仕組みは、明治維新とともに崩壊。代わって邏卒(らそつ)と呼ばれる職業が設置された。それが後に巡査と名を変え、近代警察制度へとつながる。当初置かれた邏卒は3000人で、ほとんどが武士階級の出身者で占められていた。
体育
日本人最初の体操教師といわれる坪井玄道が同僚とともに出版した、体育の指導書。ベースボールやフットボール(サッカー)、テニスといったスポーツが、日本人向けにアレンジされたルールと合わせて紹介され、学校教育にスポーツが取り入れられるきっかけとなった。
有名人
チャールズ・ワーグマン
イギリス人のC・ワーグマンは、挿絵入りの新聞の先駆けである「The Illustrated London News」の記者・挿絵画家として幕末に来日。同紙に日本のニュースを伝える一方、自身でも居留外国人向けの雑誌「ジャパン・パンチ」を創刊。幕末明治の様々な出来事を記事にした。
永井荷風
明治-昭和にかけ、多くの小説や随筆で人気を博した永井荷風。アメリカ・フランスの外遊から帰国して以降は銀座へ足しげく通い、街の変化の観察者となった。明治44年に書いた随筆では、銀座には「何ということなく凡すべての新しいものと古いものとがある」と述べる。
夏目漱石
夏目漱石は、『吾輩は猫である』や『坊っちゃん』を著した日本近代文学の大家。明治末には教職から職業作家へ転身し、多くの名作を生んだ。『三四郎』は『それから』『門』に続く三部作の一作目で、明治末に地方から上京した青年の青春と成長を巧みに描いた作品。
東京のはじまりを
さがす、みつける、あつめる
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さがす
タップして主人公キャラクターをうごかそう。左右のボタンで視点を回転できる。位置ボタンからは上からの視点で自分の位置を確認できる。
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みつける
白くかがやくひとやものにタップすると収蔵品が手にはいる。ヒントは画面下にあらわれる。主人公キャラクターからあらわれる紙ふぶきの方向も参考にして。
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あつめる
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