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江戸東京博物館
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ハイパー江戸博 大正ロマン浅草編
2025年5月22日リリース

東京江戸博物館発
推理アドベンチャー
東京江戸博物館発 推理アドベンチャー

失われた記憶と浅草の謎、100の手がかりが描き出す大正ロマン

大正時代の浅草。
100つの収蔵品が、
歴史の物語を語り始める。
江戸東京博物館「ハイパー江戸博」
シリーズ第4弾。
この街に眠る謎を解き明かし、
忘れられた記憶の断片を探す旅に出よう。
あなたの推理が歴史を紐解き、
大正ロマンあふれる浅草の魅力を蘇らせる。

記憶を失った少女・白石アサ子は、探偵事務所を営む父の友人に身を寄せていた。彼女が唯一覚えているのは、大切な何かを捜さなければならないということだけ

奇妙な事件が次々と発生する浅草の街。アサ子は街に散りばめられた江戸東京博物館の収蔵品を手がかりに、6つの事件の真相に迫る。

事件を解決するごとに、少しずつ明らかになるアサ子の失われた記憶と家族の秘密。浅子とともに、大正時代の浅草で繰り広げられる謎めいた事件の数々に挑み、失われた過去を蘇らせよう。

  • 1 浅草寺の賽銭泥棒
  • 2 キネマ騒動記
  • 3 伝説のカレーレシピ
  • 4 竹久夢二の猫さがし
  • 5 浅草オペラ女優誘拐事件
  • 6 浅草十二階の怪人

白石アサ子

白石アサ子

失われた自身の記憶を探す18歳の少女。漂うキラキラに導かれ、人々の出来事や過去を読み取る不思議な能力の持ち主。女学校卒業後、父の友人が営む浅草の探偵社に飛び込み、見習い探偵となる。一見すると天然で周囲を困惑させることもあるが、芯の強さと鋭い洞察力を併せ持つ。

神田清三郎(神田探偵社所長)

神田清三郎(神田探偵社所長)

生まれも育ちも浅草の45歳。鋭い観察眼と推理力で「浅草の名探偵」と呼ばれている。温厚な人柄だが、事件となると冷静沈着。友人の娘アサ子の不思議な力に興味を持ちつつ、彼女を危険から守ろうとする父親的な一面も。

石川梅吉

石川梅吉

浅草の尋常小学校に通う活発な少年。ひろった猿と共に行動している彼から、賽銭泥棒の鍵を握る意外な証言が。

岡本かの子

岡本かの子

岡本太郎の母としても知られる歌人、仏教研究者、小説家。行方不明の黒猫に大きなヒントが。

江戸川乱歩

江戸川乱歩

奇妙な事件に惹かれる推理作家。洋食屋店主事件に興味を示し、アサ子の捜査に協力する。

竹久夢二

竹久夢二

儚げな美人画で人気の画家。愛猫を探す中でアサ子と出会い、絵に隠された記憶の断片が事件の真相へと導く。

謎の怪人

謎の怪人

夜な夜な浅草十二階に姿を現す、不思議な仮面をかぶる怪人。アサ子の失われた記憶と密接な関係があるらしい。

システム紹介

事件の鍵は街にある。歩いて探して推理せよ

神田探偵社には、浅草の困り事がひっきりなしにやってくる。アサ子の不思議な能力の能力を使い、捜査そして推理して、解決せよ。

なにかおかしいわ、色々なものが盗まれている…

歴史資料を活用した本格推理アドベンチャー。江戸東京博物館が所蔵する収蔵品100点が、物語の手がかりとして登場。実在の歴史資料を通して、大正時代の浅草の娯楽や文化を学ぼう。

これからは映画の時代ね

東京観光の定番ルートだった大正時代の浅草を、3Dデータで再現。浅草六区の興行街や浅草十二階など、当時の盛り場の雰囲気を美麗なグラフィックで追体験できる。

大正時代の浅草について

(画像)絵葉書「浅草公園第六区」 1919年(大正8)

時代を超えて愛され続ける浅草の原点

大正時代の浅草を一言で示すなら、娯楽や文化の集積する、いわば博覧会のような街だったと言えるかもしれない。大正の浅草は映画だけでなく、浅草オペラや喜劇、安来節、花屋敷、水族館、昆虫館など、当時の娯楽が集まっていた。仲見世から浅草寺を参拝し、六区の興行へと向かうルートは、東京観光の定番であった。

浅草寺を中心とした浅草地域は、江戸時代より日本屈指の盛り場として世に知られていた。当時浅草寺境内の奥山と呼ばれた一帯には様々な見世物小屋が出され、精巧な細工物や軽業、珍獣などを楽しみに、日々多くの来訪者を集めた。

明治に入ると浅草寺一帯は「公園地」とされ、園内では大池(ひょうたん池)の掘削や煉瓦造りの仲見世建設といった再整備が行われた。見世物興行は新設された浅草公園六区へと移され、興行街を形作ることとなる。明治30年代に活動写真(映画)が登場すると、見世物小屋は次々と活動写真館へ鞍替えした。

当時の浅草六区には建造物の高さ規制があり、その限界を攻めた高層建築が立ち並んでいる。「世界館」という名にちなみ地球を屋上に抱いた建物や、パリのオペラ座を模した「オペラ館」など、テーマを持って作られた大型建築が並ぶさまは、博覧会にも例えられるだろう。これらの建物の多くは木造漆喰塗りで、短期間での建て替えも行われていたが、大正12年の関東大震災でほとんどが失われてしまった。(江戸東京博物館)

ハイパー江戸博とは

「ハイパー江戸博」は、江戸東京博物館とゲーム制作会社であるライノスタジオの協働により、2022年から提供されているスマートフォン向けアプリシリーズです。
博物館の収蔵品と歴史を楽しく学べる体験型コンテンツとして人気を博しています。

2022年からこれまでに「江戸両国編」「明治銀座編」「日本橋繫昌記 江戸のお金編」が配信され、累計ダウンロード数は20万を超えています。
各作品ではそれぞれ100個の収蔵品を探しながら歴史を学ぶことができます。

1 浅草寺の賽銭泥棒

浅草寺から神田探偵社へ緊急の依頼。賽銭が盗まれているらしい。現地で調査をするうちに、賽銭だけでなく人形や帽子など様々な物が消えていることが判明。犯人の足取りを追う中、意外な事実が浮かび上がる。

2 キネマ騒動記

明日の大公開を控えた人気映画のフィルムが消えた。浅草六区の電気館支配人である山口の、切羽詰まった表情。捜査を開始したアサ子は、興行界の闇と人々の熱狂が交錯する場に出会う。時間との勝負が始まった。

3 伝説のカレーレシピ

洋食屋で発見されたのは、縛られた店主。同時に消えたのはセルロイド人形。スパイスの香りを頼りに、アサ子は江戸川乱歩とともに犯人の足取りを追う。浅草の路地を彩る不思議な事件の真相とは。

4 竹久夢二の猫さがし

人気画家である竹久夢二の愛猫が行方不明。浅草を愛した文人や芸術家たちの証言が、黒猫の足跡を少しずつ明らかにする。夢二の絵のように美しく、どこか儚い謎解きが始まる。

5 浅草オペラ女優誘拐事件

浅草オペラの花形、山田鶴子が誘拐された! 怪盗ジゴマの予告状を持ってきたゴシップ誌記者。警戒を強める劇場で、アサ子は怪しい糸を手繰り寄せる。華々しい舞台の裏側に隠された真実とは。

6 浅草十二階の怪人

浅草のシンボルとして親しまれている浅草十二階に、怪人出現の噂。夜になると最上階に現れては奇妙な行動をする謎の人物。地元住民の恐怖と好奇心が入り混じる中、アサ子は怪人の目的を暴くため調査を始める。